年収500万円でお気楽ライフ

上を見ればきりがない年収。平均年収よりやや上ほどな500万円の居心地よき生活とは?

年間24万円分の効果も生む、家庭の固定費を削減分の「つもり貯金」

家庭の固定費を洗い出す

ある程度効率的に貯蓄したり、レジャーや趣味にお金を使ったりするには、月々定期的に発生する費用や利用頻度に関わらずかかってしまうお金である「家庭の固定費」をどう管理するかが大切ですよね。

 

改めて、家庭の固定費、どんなものがあるでしょうか?

  • 電気代
  • ガス代
  • 水道代
  • スマホ代
  • 固定電話代
  • 家賃
  • 各種長期ローン
  • 駐車場代
  • 保険代(貯蓄の一種でもありますが)
  • 月額課金されてるスマホのアプリ etc

このなかには、削減したり変更したりしにくい住宅ローンや家賃といったものと、工夫すれば削減できたり、ポイント化して実質削減効果をもったりできるものがあります。

 

チリも積もればを見える化する

たとえば、電気代。

電力自由化によって、いまは所管する電力会社以外と電気代の契約をすることができます。2人世代で平均しても年間5,000円〜1万円程度、4人世帯であれば1万円〜3万円くらい削減することができます。

電気代を削減するために冷房を我慢したり、まめに電気を消したりもよいですが、いままでの生活をしているうえで、年間それくらい削減できると、20年で2人世帯で10万〜20万のインパクトがあります。結構大きいですよね?

ただ、その削減したお金、見える化されずにどこかに行ってしまいませんか?

電気代、月額1,000円削減できたとして、見方によっては「たかが1,000円」。20年で24万円というけれど、実際その恩恵は感じることなく、その1,000円はどこかに行ってしまうじゃないか? とやる気が起きない人もいると思います。私自身、そんな感じで、家庭の固定費削減に無関心でした。

そこでおすすめが「つもり貯金」です。

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ドラえもんの「ツモリナール」

使った”つもり”分を専用に貯蓄する

電気代の例を続けましょう。

契約する電気会社を変える手間暇の面倒臭さを乗り越え、平均すると月々1,000円削減できるとしましょう。その1,000円を日々の家計に埋もれさせてしまうと、たまりもせず、その恩恵を感じることなく終わります。

そこで、その1,000円を、通常の貯金とは区別して、「使ったつもり」のつもり貯金をしておくのです!

私の場合は、別途毎月1,000円で積立型の投資信託を自動引落で設定しています。自動引落にしておくことで、心理的に「別のものに使った」という感覚なく、電気代節約分として貯めることができるんです。

3年経てば3万6千円。そのまま貯めてもよいですが、「電気代のおかげ〜」と思って、記念日などに充てて、いつもよりグレードの高い外食や旅行に出かけられますよね。

日々の節約だけだと、消極的な節約になってしまいますが、貯めてちゃんと自分の心が満たされることに使うことで、前向きになれる気がしませんか?

 

削減分を集約する

ちなみに私は、削減した分をまとめて貯蓄しています。

  • スマホ代:au(月額約10,000円)→OCNモバイルOne(月額約5,000円)→楽天モバイル(当面0円)=いまではスマホ削減で月額1万円貯蓄
  • 電気代:東京電力→JX=月額2,000円削減分貯蓄
  • 固定電話:NTT→契約解除=月額7,000円削減

これだけで、月額約2万円の削減効果です。

私は不精なので、スマホのモバイルデータ通信を豆に節約したりするような節約術はできないです。データは遠慮せずガンガン使いたい。それでまかなえる契約をしておきたい。だから、自分の生活スタイルはあまり変えずに、契約の見直しで固定費を削減していき、その分を貯蓄していく方法をとっているんです。

月額2万円x12ヶ月x3年で、72万円。

追加で貯蓄ではなく、生活スタイルを変えるわけでもなく貯蓄できるーー大きくないですか?